良質なエキストラバージンオリーブオイルには、料理の輪郭を変える味があります。刈った草やトマトの葉を思わせる香り、心地よい苦味、喉に残るペッパーのような余韻です。反対に、香りも刺激もほとんど感じない油は、危険とは限りませんが、オリーブオイルらしい個性が弱くなっている可能性があります。
先に結論
苦味や辛味には主にポリフェノールが、青々しい果実香には揮発性の香気成分が関わります。品種、収穫時の熟度、搾油方法、保管状態が重なって味が決まるため、「香りはすべてポリフェノールによる」と考えるのは正確ではありません。
ポリフェノール オリーブオイルの味
オリーブの果実に含まれるフェノール類の一部は、搾油時にオイルへ移ります。一般に含有量が多いほど苦味や辛味が強くなりやすいものの、大切なのは数値の高さだけでなく、香りや口当たりとのバランスです。
OLIOの商品仕様では、瓶詰め時のポリフェノール量を500mg/kgとしています。これはバッチ単位の品質情報であり、誰もが同じ強さを感じるという意味ではありません。
鮮度と保存で風味は変わる
光、熱、酸素は酸化を進め、時間とともに香りを弱めます。開封後はキャップをしっかり閉め、直射日光やコンロの熱を避けた涼しい戸棚へ。透明な容器で長く明るい場所に置くより、遮光された容器で空気との接触を減らす方が合理的です。
家でできる味見
少量をカップに取り、手で少し温めてから香りを確認します。次に口へ含み、果実香、舌の苦味、喉の辛味を順に見ます。トマト、豆、スープ、卵、パンにかけ、「油そのもの」ではなく料理がどう変わるかで判断しましょう。
使い方はレシピページ、現在の商品情報はOLIO商品ページで確認できます。
まとめ
価格だけで味は決まりません。新鮮な果実、丁寧な搾油、確認できる品質情報、適切な保存が、選ぶときのより確かな手がかりです。
参考文献
- https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28036024/
- https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33925722/
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